そば・蕎麦
日本で一般的なアレルギーの原因の6位は、蕎麦とエビです。最も一般的な蕎麦はソバ(Fagopyrum esculentum)およびダッタンソバ(Fagopyrum tartaricum)です。蕎麦の消費量は日本が世界的に高いため、蕎麦の過敏症を持つ人も日本に多いです。蕎麦は韓国、ヨーロッパ諸国、ロシア、イタリアでも古くから食されてきました。
蕎麦は花をつける顕花植物の種から作られます。穀物ではなく種であるためグルテンは含まれていません。日本では仕事で蕎麦の製麺をする人の中に蕎麦喘鳴を 持つケースが多々見られます。蕎麦はお米と同じように調理したり小麦粉の代用品としてケーキなどに使われることがあります。
蕎麦に対する主な症状
- くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喘鳴
- 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、便秘など消化器官の諸症状
- 痒み、湿疹、蕁麻疹、エグジマなどの皮膚の症状
- 関節の痛みや疲労
- 頭痛
蕎麦が含まれている主な食品
- 蕎麦(麺)
- 蕎麦はちみつ
- メミルググス(韓国蕎麦麺)
- メミルマッククス(蕎麦がき)
- グロートポリッジ(アジア、中央ヨーロッパ)
- ピッツォッケリ(イタリアの蕎麦粉パスタ)
- ポレンタ・タラーニャ(イタリア)
- ブリニ(ロシアの蕎麦粉パンケーキ)
- 蕎麦粉ガレット(ヨーロッパ)
- ポッフェルチェ(オランダ)
ご存知でしたか?
- 蕎麦ハグルテンフリーのビールによく使われています。
- 蕎麦から作られるウィスキーもあります。
- 蕎麦ガラは枕や座布団の中身として使われることがあります。
- 蕎麦茶は蕎麦を原料としています。