卵
日本での食品アレルギーの原因となる最も一般的な食品 - 卵。卵は日本でもっともアレルギーを持つ人が多い食品です。鶏卵がだめな人はアヒルやウズラなど他の卵もだめな場合もあります。多くの食品に卵が使われているだけではなく、食品以外の製品にも卵が含まれている場合があります。卵を食べたり、あるいは触っただけで症状が出る人もいます。
卵に対する主な症状
- 湿疹、蕁麻疹、エグジマなどの皮膚の症状
- 喘鳴、鼻水、くしゃみなどの呼吸器系の症状
- 腹痛、吐き気、嘔吐、下痢など
卵が含まれている主な食品
- 多様な形態の卵(乾燥、粉末、固形、白身、黄身)
- マヨネーズ
- すり身
- メレンゲ
- 卵アルブミン、リゾチーム、オボアルブミンを含むもの
卵が含まれていることがわかりにくい食品
- 菓子パン、ケーキ、クッキー類
- 卵の代用品
- レシチン
- マカロニ
- マシュマロ
- ヌガー
- パスタ
ご存知でしたか?
- ワクチンの中には卵タンパクが含まれています。
- コーヒーのクリーミーな泡やトッピングに卵が使われていることがあります。
- 天ぷらの衣に卵が入っています。
- パイの皮やお菓子のつや出しに卵白が使われていることがあります。
- ワインの濾過に卵が使われていることがあります。
- ベーキンパウダーに卵が使われていることがあります。
- せっけん、シャンプー、コンディショナーに卵が含まれていることがあります。